Story

ひとときの里山暮らし

都市や集落に近い山の裾野、自然と人々の生活がちょうど交わる場所を里山と呼びます。3000m級の神々しい山々や原生の森に囲まれ、目の前には美しい田園が広がる。水路や畦道には蛙が跳ね、昆虫や野鳥が飛びまわり、ときにはシカの親子が顔を出すことも。『kobuchisawa SEKKI』は、そんな里山にあります。
太古からの神秘的な魅力

またSEKKIのある土地からは、土器のかけらから住居跡まで、縄文時代中期（約4000年〜6000年前）の遺跡が発掘されております。

その他にも数多くの遺跡が点在している小淵沢では、古の時代から今も変わらず人の営みが脈々と続いている場所。
太古の人々の畏れや祈り、山々や土地が与える神秘的な魅力を随所で感じることができます。大都市からのアクセスもよいこの八ヶ岳周辺は、旅行先としてだけではなく、近年移住先としても人気を集めております。

なぜこの地がそんなに人々を惹きつけるのか、SEKKIで”ひとときの里山暮らし”を体感してその魅力を感じてください。
懐かしさと洗練された空間

SEKKIの敷地からは、正面に雄大な尾根が特徴の鳳凰三山、ピラミダルな山頂が美しい甲斐駒ヶ岳、その手前には山頂に白い砂が広がる日向山をご覧いただけます。建物背景には、間近に八ヶ岳、遠くに富士山を望むこともできます。山々の緑に、高くて広い空、深い森、整然と並ぶ田園。窓から見える景色は、朝から夜まで、1日のうちにも刻々とその美しさを変化させます。
そんな大自然と古代からの人間の営みが重なる場所にふさわしいものにすべく、SEKKIの建物は独特の山小屋ログハウススタイルとなっております。

室内は「日本人の暮らし」をテーマに、シンプルで洗練された上質な空間をデザイン。新築でありながら古い家具や古材を使用した作り付けの設備が、ほっとするような懐かしさと温かみを感じさせてくれます。
いつか自然に還すその日まで

自然の美しさやそれを生かしたアクティビティ。この土地がもたらす豊かな実りとそれを生かした食事。何よりこの土地を旅した人が感じる、何度も訪れたくなる心地よさ。小淵沢はそういった穏やかで落ち着いた空気に包まれています。私たちが目指すのはそんな空気感を大切に、連綿と続いてきたこの地の歴史の一部、そして里山の景色の一部となること。そしていつかSEKKIが役割を終えた時には、元通りにして自然に還せるようにしようということ。遠い未来にそのときがくるまでは、ひとりでも多くの方に“暮らすように過ごす”時間をご堪能いただけることを願っております。